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「一着」が、恋する大人女性たちの背中を押してくれる

小説
尾形真理子さんの『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。』(幻冬舎文庫)

コピーライターとして活躍されている尾形真理子さんの、小説家としてのデビュー作。
タイトルはもちろん、本の中にも、広告コピーのような心を掴まれる言葉が詰まっています。

▼ 広告に関してのインタビューが興味深く、「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。」にも触れられていたのでここで紹介させてください。

どんなストーリー?

短篇集で、各篇の主人公は 20代・30代の恋に悩む女性たち。
今の自分にぴったりな「一着」を探すうちに、自身の変化や素直な気持ちに気づいていく。

これまで似合っていた服が、似合わなくなることもある。でもそれは、似合わなかった服が、今は似合うようになっているかもしれないということで。

自分だけの一着に出会い、来たときよりも軽やかな足取りでお店を後にする女性たちの姿に、読んでいるこちらも前向きな気持ちをもらえます。

『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。』、このタイトルに共感する方や惹かれる方には特におすすめしたい、恋と洋服のつながりが素敵な言葉で綴られた1冊です。